こんにちは。
寒い日が続きますが今日も頭は、革靴でいっぱいです。在宅勤務が続き、スーツと革靴を一緒に着られる日がないのが心寂しい今日この頃です。
さて、本日はジョンロブの『CITY』です。『CITY2』ではなく、元祖『CITY』です。
さすがKing of Shoesの異名を持つジョンロブ。。品格が段違いです...。カッコ良すぎてこれだけで白米食べられます。
ブランド: ジョンロブ(JOHN LOBB)
モデル: CITY (シティ)
原産国: 英国
ラスト: #8695
定価: 192,500円(税込)
ソール: レザーソール
製法: グッドイヤーウェルテッド製法
※CITY2 (シティ2)の場合は下記の通りです。
ブランド: ジョンロブ(JOHN LOBB)
モデル: CITY2 (シティ2)
原産国: 英国
ラスト: #7000
定価: 192,500円(税込)
ソール: レザーソール
製法: グッドイヤーウェルテッド製法
本日はジョンロブの最もシンプルでメジャーな代表モデルといっても過言ではない王道ストレートチップ『CITY』について、CITYとCITY2との違いも合わせて書きたいと思います。
CITYとCITY2の違いは上記の通り、ラストの違いになります。
CITYは、1995年に誕生してから現在に至るまでジョンロブの王道ラストとして位置付けられているクラシックな装いの#8695ラストを採用しています。この#8695ラストは現在のジョンロブの木型すべての源流となっているくらいジョンロブを語るには外せない木型となります。
一方で、CITY2は、2000年に誕生した、#8695ラストをベースとしつつも、よりロングノーズでラウンドトゥを強調したモダンなシルエットの#7000ラストを採用しています。この#7000ラストはジョンロブのニューノーマルとなりました。#7000ラストは保有していないので写真は載せられません...インターネットでお探しいただければと思います。かっちょ良いです。
なお、豆知識ですが、ジョンロブのラストの名称下2桁は、そのラストが誕生した年代を示しております。例えば#8695ラストは下2桁が95なので1995年誕生。#7000ラストは下2桁が00なので2000年誕生。といった具合にです。
これを頼りにすれば、欲しい靴のラスト番号を知れば、いつ誕生したラストなのかがわかります。
COTYの魅力の細かなステッチが二重になっているダブルステッチ。
この#8695ラストを採用したCITYは、2007年に廃盤となり、以降は#7000ラストを採用したCITY2に生まれ変わっております。もともとボリューム感がありクラシックな無骨さも兼ね備えていた#8695ラストから、すっきりとしたフォルムの#7000ラストへの進化です。
なので、現在は#8695ラストのCITYはなかなか手に入らないわけですが、2012年頃に三越伊勢丹で#8695ラストの元祖CITYの復刻イベントをしていたのでなんとか入手できたもの。
今年2020年にも三越伊勢丹で復刻イベントもあったようですので、お探しの方は注意深くイベント情報をご確認頂ければと思います。
最後に履き心地について
これは、もう本当に最高の一言です。
シューホーン(靴べら)で、スッと足を靴に足を入れたとき、スポッと良い音がします。
良い靴で、良いフィッテングが出来ている証拠ですね。
履いていて、素足は言い過ぎですが、スニーカーを履いているようなフカフカで自分の足の一部となったかのような履き心地です。
ボキャブラリーが乏しいので、ありふれた表現ですが、コチラは一度、ジョンロブを試して、履き馴らしたころに体感頂けるかと思います。
綺麗なヒールカップですね。。惚れ惚れします。曲線美とはまさにジョンロブとエドワードグリーンのためにある言葉でしょうか。
過去に撮り溜めていた写真たちと合わせて本日はさよならです。
最後まで有難うございました。
Penchi