こんにちは。
本日はJMウエストンです。
フランス発の名門紳士靴ブランドJMウエストンにおいて、素晴らしいモデルは数多くありますが、その中で『ゴルフ』『598ロジェII』というモデルが、ブランドを代表する人気二大巨塔と言えるのではないでしょうか。
今回はそんな二大巨塔の一角『598 ロジェII』です。
では、写真ドン!!
めちゃくちゃカッコいい...。
いや芸術。本当に綺麗な姿をしています。
ブランド: JMウエストン (JM Weston)
モデル: スプリットトゥダービー/ ロジェII
原産国: フランス
カラー: ブラウン
定価: 132,000円
ソール: レザーソール/ラバーソールともに取扱いアリ
製法: グッドイヤーウェルテッド製法
598は見てお分かりの通り、Uチップモデルです。しかしつま先に向かってシャープになり、ロングノーズ気味、つま先部分のスペースが広いところが特徴的なシルエットとなっています。
他のブランドの通常のUチップでは、Uの字部分がもう少し狭いのに対して、598は広いスペースを残して弧を描くので、ドレッシーな印象が高まり、エレガントさが増します。
同じくUチップ不朽の名作エドワードグリーンのドーバーと並べてみました。
いや、、どちらもかっこいい!!
カッコ良いので当然甲乙付けられませんが、ともかく違いはよくわかるかと思います。
ドーバーも598も、ともにUK5.5のDウィズですが、598の方がつま先の分だけ、少々実寸が長いように感じます。
ただ、つま先に向かって細くなっているので、捨て寸(足の指先と靴の先っぽまでの余白スペース)があるだけで、履いたときの感覚は同じです。
今となっては希少なロシアンカーフモデル
こちらの598、ロシアンカーフが使用されています。
ここ数年でロシアンカーフのモデルは廃盤となっており、現在はボックスカーフが使用されています。
そのため、いまとなってはこのロシアンカーフのモデルは希少性がジワジワ高まっていってる感じがします。
とかく、ロシアンカーフは丈夫で分厚い革となっています。そのため、598に足を通したときは、鎧を身に付けたようなしっかりと守られている感覚を覚えます。
598の色違いの黒が非常に欲しく、しかしロシアンカーフのものは、現在店頭での取り扱いもないため、非常に悲しいところです..。
JMウエストンのロゴデザイン
最近、ここ数年でJMウエストンのインソールロゴは刷新されました。
今回の598は旧ロゴで、こんな感じでブランド名がシンプルに刻印されている感じです。
一方で新ロゴはこんな感じ。
天使の羽を思い浮かべるのはわたしだけでしょうか。
実はこちら。JM WESTONの『WE』の上にフランス凱旋門の模様が入ってます。さすがフランスブラントだけあって、洒落た遊び心ですね。
靴紐〜紗乃織靴紐について〜
なお、靴紐は、知る人ぞ知る高級靴紐の紗乃織靴紐(平紐)60cmに取り替えております。ちなみに、『さのはたくつひも』と読みます。
紗乃織靴紐の素材感で平紐を使うと、非常に高級感がアップする印象です。
紐もドシっと構えているような。
紐の感じ、伝わりますかね?
あと、紗乃織靴紐の良いところは、絶対に履いていて紐がほどけてこないところです。
実物を触ってみればわかりますが、しっかりとした材質で、またロウ引き特有の触り心地もあります。
この紐に取り替えるて、平紐と丸紐それぞれにハマり、多くの革靴をこちらの紐に取り替えました。
UK5.5くらいのサイズなら60cmで余分に余らせることなく丁度良い長さより気持ち短め程度の仕上がりになります。
蝶結びしたときの輪っかが少し大きくても良い方は70cmでも良いかもしれません。
気が向いたら試しに是非一足だけでも紗乃織靴紐に取り替えてみてください^^
後悔はないかと思います。
【平紐】