こんにちは。
今回は、世界最高峰と言っても過言ではない2つの紳士靴ブランドであるジョンロブとエドワードグリーン、それぞれのブランドを代表するストレートチップを並べて記念撮影する回です。
そう、つまりジョンロブからはCITY(シティ)、エドワードグリーンからはChelsea(チェルシー)の登場です。
美しい。
ただただ美しい。
ため息が出ます。
念のため補足しますと、左のブラックのストレートチップがジョンロブCITY(シティ)#8695ラスト。右のダークオークのストレートチップがエドワードグリーンChelsea(チェルシー)#82ラスト。
うん、カッコ良い。カッコ良すぎます。
キングオブシューズのジョンロブCITY。に対して、クィーンオブシューズとでも呼びましょうか、エドワードグリーンChelsea。
どちらか一つだけ選べ、と言われても選べません。本当にカッコいいから。大事なことなので繰り返しますが、どちらも選べないほどカッコ良いのです。
ジョンロブCITYとエドワードグリーンChelseaについては、過去のブログもあわせてご覧下さい^^
2足合わせて現在の価格で言うとおよそ40万円...。
英国の革靴を始め、革靴全体として、というよりもっとマクロ目線で、靴に限らず革製品の価格ってどんどん上がっていますよね。一体どこまで値が上がり続けるのでしょうか...。
革の値段を考えながら昨日は布団に入りました。夜、寝る前ってだいたい皆様も考え事が変な方向に飛躍していってしまうことはないでしょうか?あるいは私に妄想癖があるだけ??昨日の私の寝る前の考え事も、漏れなく変な方向に飛躍していき、最終的にはソワソワしながらお金を貯めなければいけないなという結論に至っています。
昨日の妄想はこんな感じでした。そしてあらかじめご理解頂きたいのは、全て私の妄想の中での話で、当然、どこどこのブランドについてという想定もありません。あくまで革製品全体についての妄想であり、そのあたりご了承下さい(笑)
革の価格がどんどん高くなっている。それに伴って、革製品の日本国内での展開価格もどんどん上がっている。
通常のライフサイクルの中では、人が交配などによほど介入していかない限り、牛の数が急激に今後増加していくことはないでしょうし、逆に介入しすぎることもそれはそれで道徳的に問題もあるのか?
つまり言いたいことは、今後、極端に革の採れる量が増加することは考えずらいわけで、今ある資源を消費していくことを考えると、将来的には採れる革の量は増えるどころか、減っていくのでしょう..。
すると革の希少性は、ますます高まり、卸価格はさらに上がります。そのためメーカーが革を仕入れるときの仕入価格があがるので、メーカーとしては製品の販売価格に転嫁することで利益幅を守ろうとする。
そのため、店頭に並ぶ革製品の価格はさらに上がる。すると、消費者の購買意欲も薄れていく。一つの製品に何十万もホイホイ出せるような人たちばかりで世の中構成されているわけではないので、買える人、つまりターゲット層自体が減っていく。つまりそれを言い換えると消費者の全体的な購買意欲の低下。
市場の購買意欲低下とは、つまり、販売価格を上げたものの、その価格の値上げが市場に受け入れられず、販売数量の低下により売上ダウンにつながるのでは。そうなると、いよいよ悪循環に陥り、顧客単価を上げるために価格をやたら値上する可能性(超一部のいくらであっても購入出来るような層のみをターゲットとした超ハイブランド化)や、逆に品質を落としてロープライスラインを作る(その実態としてはコスト削減で設備生産ラインの縮小、技術力を売りにしている会社の生命線である職人の雇い止めなどの影響により実質的に価格を抑えながらの高品質なプロダクト生産が出来ず)可能性が。
結果、ブランドがこだわってきた品質にも影響を与える。そして品質低下が生じ、その品質低下が更なる顧客離れを生み、さらに売上ダウンするので、更なる縮小を迫られる...。という悪循環...。
革の値段が上がっているというだけで、ここまで変な方向に妄想を飛躍させた自分が気持ち悪いです。いや寝る前は本当に通常の思考回路ではないですね。でも革靴が好きだからこその憂いであることもまた事実なわけで。
ただ、いまから将来どの程度まで価格が値上がりするかはわからないので、色んなことに備えて革靴貯金始めようかな。というのが妄想の終着地点ではありました。そしてこの結論自体は良いことなのではないでしょうか。笑
革の卸価格が上がっていると言う状況から、いろんな妄想に繋がっていってしまった昨日の夜の出来事です。
本日は誠に内容が詰まっていないブログで恐縮ですが、長々と私の妄想話にお付き合い頂き有難うございます。
決して、現実の状況とは一切関係なく、全て私の勝手な妄想である点、ご了承ください。(笑)
Penchi