こんにちは。
本日も靴は靴でも革靴ではなくスニーカーのブログです。
本日の主役は、年始のバーゲンを待たずに先日、衝動買いしてしまった『フィリップモデル パリ』のスニーカー。
はいコチラです!
毎度言っていますが、美し過ぎる...。
シューツリーも合わせて銀座三越で購入。ちょうどセールになっていてお得に買えました。
本日のブログは、一昨日も昨日のブログの続きですので、合わせてご覧頂けますと幸いです。
一昨日のブログ↓↓↓
昨日のブログ↓↓↓
銀座三越のシューツリー↓↓↓
今回ご紹介するスニーカーの情報は下記です。
ネイビー×ホワイト
- ブランド: PHILIPPE MODEL PARIS (フィリップモデル パリ)
- 国: イタリアブランド
- モデル名: TOROPEZ X (トロペX)
- 価格: 49,000円(税込)
- サイズ: 41(26cm相当。普段の革靴はUK5.5を着用)
グレー×イエロー
ブランド: PHILIPPE MODEL PARIS (フィリップモデル パリ)
国: イタリアブランド
モデル名: TOROPEZ X (トロペX)
価格: 54,000円(税込)
サイズ: 41(26cm相当。普段の革靴はUK5.5を着用)
このスニーカー。美しさが半端ない。
こちらが先日、2足同時に衝動買いしてしまった『フィリップモデル パリ』というイタリアブランドのスニーカーです。
両方とも最高です。
色で悩んでいましたが、どちらか一つを選ぶことがついに出来ず、2足ともお買い上げとなりました。
実は恥ずかしながら、私は今回このブランドのことを初めて知りました。
スニーカー初心者なのでお許し下さい。
しかし、こちらのブランド、調べてみると非常に話題性が高いブランドと言うことが分かりましたので、今回のブログで紹介できればと思います。
1. ブランドのナショナリティー
まず知っておきたいことは、このブランドのナショナリティー。
『フィリップモデル パリ』というぐらいなので、フランスのブランドかな??と思っていました。
しかし
それは引っかけで、イタリアのブランドとのことです。
なるほどなるほど。
2. ブランドの創設者
はい、次に知っておきたいのは、このブランドの創設者について。
フィリップさんという方なのでは?と思ったあなた。
半分正解です。
半分正解という意味は、
このブランドはある2名の方が共同で世に送り出したプロジェクトから誕生したものだそうで、フィリップさんはその内の1名だからです。
まず1人目。フランス人のフィリップ・モデル氏。
そしてもう1人。イタリア人のパオロ・ガンバート氏。
この2名の方が共同で誕生させたブランドが『フィリップモデル パリ』となりますが、このおふたり、とんでもない人達でした。
- フィリップ氏: 日本でいう『人間国宝』並みの称号である国家最優秀職人賞を受賞されたフランス人の帽子デザイナー。受賞から数年後の1984年にパリで自身のブランドのブティックをオープン。このショップでは帽子以外のラインも立ち上げ、展開していたようです。
- パオロ氏: フランスのかの有名なブランド『クリスチャン・ルブタン』で、イタリア人デザイナーをしていた方。
つまり、人間国宝級のフランス人デザイナーとルブタンのイタリア人デザイナーがタッグを組んで2009年に誕生させたブランド、それが『フィリップモデル パリ』なのです。
いや、もはや生みの親が凄すぎる...。
ブランドとしては、2009年誕生なのでまだ10歳少々と若いブランドになりますが、超実力派。
3. ブランドのこだわり
『フィリップモデル』は、上記の通りフランス人とイタリア人の著名なデザイナーによって生み出されたブランドです。
そのため、フランスの洗練された上品さ電話芸術性に、イタリアの独創的・創造的なデザインが掛け合わされたブランドになっています。
シンプルでスマートな落ち着いた装いからは、スニーカーだけれどもラグジュアリーな雰囲気を感じさせられます。
そして何よりの、2020年、AIだなんだと叫ばれているこの時代において、一足一足、職人が手作業で作っているスニーカーなのです。
機械生産してしまえば、容易に大量生産はできるのでしょうが、
フランスの芸術性とイタリアの独創性をマッチさせた製品イメージを、現物として形にするまでには緻密な生産工程が必要であり、
それは熟練した職人の手作業であればこそなのではないかと思います。
こういったこだわりも同ブランドの人気の秘訣かもしれません。
長くなってきたので、本日のブログは次の項目で最後にして一回締めたいと思います。
4. ブランドロゴの意味
はい、最後に『フィリップモデル』のブランドロゴの意味についてです。
少々写真では見づらいですが、
こちらはパリ市の紋章を掲げているようです。
『パリ 紋章』などで調べてもらえれば詳細について語られたサイトはいっぱい出てきますので、コチラでは、主要な情報をかい摘んで記載致します。
下記がWikipediaに掲載されているパリ市の紋章です。
※写真の出所: Wikipedia
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Coat_of_arms_of_Paris
どうでしょうか。見づらいですが、確かにロゴがリンクしているように見えます。
なぜパリの紋章には船が描かれているのか?
それはフランスパリの歴史は常にセーヌ川とともに発展してきたことに関係があるようです。
そのため、パリにとってセーヌ川と船というのは切っても切れない縁にあり、かつて中世においてセーヌ川を拠点とした商人達の権力を示すエンブレムとして、船を描いた紋章が発展していたそうです。
そして、このパリ市の紋章に刻まれた『FLVCTVAT NEC MERGITVR』という文字。
こちらは『波に襲われても、揺れはするが決して沈まない』といった意味が込められているそうです。
そんな屈強な想いを、フィリップ氏とパオロ氏はこの『フィリップモデル パリ』に込めたのではないでしょうか?
いやいや、歴史背景に由来を持つ紋章をブランドロゴに用いているあたりは、やはりヨーロッパの洗練された芸術文化がなせる業のような気がします。
この情報だけで、うんちく好きな私としては実はお腹いっぱいだったりします。
さて、長くなってしまったので、本日はこの辺りにいたしますが、明日、またフィリップモデルの中の代表的なモデルについても言及したいと思います!
ではでは本日も長らくお付き合い頂きどうも有難うございました。
Penchi