こんにちは。
本日は、雨用革靴①です。
スコッチグレインのシャインオアレイン。
雨の日用の革靴として、結構有名なイメージです。
この革靴はもうすでに購入してから7年近く、雨の日の足元を支えてくれています。
雨の日用と言っても、
履いたらしっかりケアもしてきたので、7年雨の日に駆り出されたときの痕跡をあまり残さず、
クラックもなく綺麗な状態です。
これはケアをしているということもあるのですが、
ひとえに、やはりスコッチグレインで使われている革質や技術の高さが如実に現れているのではないでしょうか。
スコッチグレインは一足3万円〜といった価格帯です。
紳士服量販店で販売されている1万円未満の革靴と比べると高価格の設定になっています。
この差は、価格差に見合うほどの技術、革質の差から生じていますが、
この価格差には不当な差は個人的に感じません。
当然、グッドイヤーウェルト製法のスコッチグレインは、アッパーの革さえ丁寧にケアをしておけば、
オールソール交換ができるので、
大袈裟ではなく、リアルに10年以上履き続けられる一足かと思います。
よく、安物の靴を買ってすぐに履き潰すより、少し高くても良い物を買った方が経済的と言われます。
この真意としては正しいと思います。
ただ、いかんせん、こう価格帯の革靴を買う人は、上記経済的な面を追求しているというよりは、
単に革靴が好きということが多いのではないでしょうか笑
そうすると、結局、そこには経済性の良し悪しはなく、
多額のお金を靴に投じている結果になるので、
「良い靴を買うのは経済的」という言葉の反証にされているかと思います。
我が家もそうです。
靴を買い過ぎて、もはや良い靴を買う理由が経済的だからなんて話はまかりとおりません。
経済性を持ち出すと、もう買うべきではないとの話に飛躍してしまいかねないので、うちではタブーです。
ただ、革靴が好きで、買い漁っているような人種を除いて考えた場合、
「良い靴を買うのは経済的」と言う言葉は、正しいかと思います。
良い靴を3足ほど揃えておけば、
5年以上は履き潰しによる買い替えなどはないかと思います。
数年に一度、数千円をかけてオールソール交換さえして、履いて帰ってきたら、さっとほこりを払ってあげ、ときどきクリームで保湿したりなどのメンテナンスさえすれば。笑
特段、革靴磨きが趣味じゃない方には、このメンテナンスが面倒だったりはするのですが、
この日々のメンテナンスが非常に革靴の寿命に影響します。
ぜひ、日頃のメンテナンスを続けてもらえれば幸いです。
さて、話がそれましたが、
このスコッチグレインのシャインオアレインは、雨用の革靴として抜群の機能性を有しております。
当然ラバーソール。グリップ力が半端ないです。
雨の日でも滑ることを心配せずに、安心して歩くことができます。
また、アッパーの革は当然本革です。
なんですが、なめしの段階でフッ素を含ませた『国産撥水カーフ』というものを使用しているため、アッパーの革自体も雨に強く、撥水性を持っております。
このおかげで、レインブーツのような独特の艶感もなく、本格的な革靴を、そのままのシルエット、風格で雨用として使用ができます。
従って、雨の日の革靴としては最適な革靴なんですね。
そんなこんなで、
最後まで、ありがとうございます。
また次回、別の雨用革靴をご紹介致します。
Pench