革靴好きの会計士Penchi

物欲の止まらない公認会計士。平成元年生まれ。令和元年結婚。現在夫婦2人暮らし。洋服、靴が好き(特にビジネスアイテムが大好物)。

雨で濡れてしまった革靴を、蘇らせるアフターケア 6ステップ!!

 

こんばんは。

皆さま、本日の台風の影響は大丈夫だったでしょうか。

都内は、雨はひどくないですが風がとても強いです(_ _).。

 

本日のような雨の日に、大切な革靴が濡れてしまったら、

そのまま放置してしまうと革靴が痛むどころか、寿命が縮んでしまいます(_ _).。o○

 

そこで、どのようなアフターケアをすれば良いのか、アフターケアの6ステップを、下記にまとめさせて頂きました!

長いですが、どうぞ最後までお目通し頂けますと幸いです^^

 

私もまだまだ勉強中のため、読んでいて気付いたこと、もっと良い方法があるなど、ご批判でも結構ですので、情報交換させて頂けたら嬉しいです!何かあればコメント下さい^^

 

【アフターケア6手順】

1. 革靴の表面に付いた水滴などを拭き取る

2. シューツリーを入れる

3. 風通しの良いところで、日陰干しする

4. 汚れを取る

5. 栄養を補給する

6. 革靴に感謝して再び履かせて頂く

 

以上です!

列挙してしまえば、当たり前でしょ?!って感じです。

 

基本的なことを面倒くさがらずにちゃんとやるだけでいいんです^^

 

ただ、もろもろの注意点もありますので、

以下に補足します(´∀`)

 

【1.革靴の表面に付いた水滴などを拭き取る】

帰宅して、革靴を見たときに表面に付いている水滴たち。

彼らは、自然に乾燥する=一度革に染み込ませるまで待つ必要はありません。

コットンやティッシュなど、柔らかい素材で

優しく拭き取ってあげます(^^)v

 

【2. シューツリーを入れる】

そもそものお話になりますが、雨の日とは関係なく、シューツリーのもともとの目的・期待効果は下記3つとなります。

①革靴の変形を防止する

②靴内の乾燥を促す

③消臭効果

 

①の革靴の変形を防止する、というのは、イメージがつきやすいと思います。

履いた後に、なにもせずに置いておくと、歩いたときに革靴に出来たシワが伸びずに、残ってしまいます。

その状態が積み重なると、シワは一層深くなり、

最終的にはシワの線がクラック(裂け目)になったりします。

これを防止するのが、シューツリー(シューキーパー)。しっかりと革靴の木型(形)にフィットしたものを選ぶことで効果が最大限になります。

 

②の靴内の乾燥を促す、というのは、木製のシューツリーの場合、吸湿性と蒸発性?に優れているので、革靴の中の汗を蒸発させて、適切に乾燥させてくれます。

これはプラスチック製のシューキーパーには期待できない効果ですのでご留意下さい^^

木製の場合は、帰宅して即突っ込んでも効果は期待できますが、プラスチック製の場合は、逆効果。

靴の中の風通しが、むしろ悪くなりますので、ますます靴内の湿度があがってしまいます。

プラスチック製のものしか持っていない方は、自然乾燥させてから靴に入れるようにすると良いと思います^^

 

③の消臭効果、というのはこれも木製のシューツリーのみに期待できる効果です。

木材によっては(たとえば、ヒノキやレッドシダー、アロマシダーなど)吸湿とともに天然木材の効能として殺菌効果も持ち合わせております。

シューツリーは一般的に、その性能は単純に金額に比例すると言われています(書いてしまうと当たり前のことですねf^_^;(笑))。

お値段が高いほど、良い木材を使っているなどなど。

 

ここまでが、シューツリーのそもそもの目的についてのお話でした。

雨の日のアフターケアにおけるシューツリーの話に戻ります。

 

雨で濡れた革靴に対してシューツリーを入れることで、

①濡れた状態で、適当な形で乾いた場合、その変形した形で革が固まってしまうので、適切な形でカープしてあげるため、シューツリーを突っ込む

②さらにシューツリーには吸湿性があるので、雨で濡れた革靴の乾燥が進む。

③そして、濡れた場合、靴内の湿度は普段より高くなるので雑菌が多く繁殖してしまいます。そこでシューツリーを入れることで殺菌による消臭効果が期待できます^^

 

なお、気を付けて頂きたいのは、プラスチック製のシューキーパーなら入れない方がマシ(上記記載のシューツリーの目的をご参照下さい)であること、そして、新聞紙を丸めて入れる行為は逆効果である、ということ。

 

新聞紙はよく聞く話ですが、ご想像してみて下さい。

濡れた革靴に突っ込んだ新聞紙はすぐにビショビショになります。その状態のものを寝ている間、ずっと入れておくと、靴の中の乾燥は進むどころか、なおさら蒸れてきます。

乾くまで数十分おきに取り替え続ける心意気があれば大丈夫だと思いますが(´∀`*)

 

【3. 風通しの良いところで、日陰干しする】

日向は危険です。日向の熱で革が傷んでしまいます。

日陰の風通しの良いところで、例えば立てかけておくとソールまでしっかり乾くのでおススメです^^

ドライヤーなど、急速に乾かすと革が裂けてしまうので要注意です

 

【4. 汚れを取る】

しっかりと革靴が乾いたら次は表面の汚れを取ります

 

道路に溜まった雨水は埃や泥、砂など、いろんなものが混ざりとても汚いですよね。。

 

そんな水が付いてしまったので、

革靴の表面は相当汚れてしまっています。

 

そこで、汚れ落としが必要になります。

 

汚れが軽いときは、私はいつも綿素材の布を濡らし、しっかりしぼった状態で水拭きしています。

 

汚れがひどいときは市販のクリーナーも使いますが、結局クリーナーは化学物質のため、革靴にはあまり良くない気がします。

 

そのため、程度に応じてただの水拭きで済ましてます。

 

【5. 栄養を補給する】

しっかり乾いて汚れを落とした革靴は

スッピン状態。

人間の肌も、乾いた状態の肌にはちゃんと化粧水を塗り込んで、乳液をつけ保湿すると思います。

革靴も、素材はもともと動物さんの肌。

そのため、基本的には考え方は同じです。

 

乾燥させてあとの革靴は、水分と一緒に油分が飛んでしまっており、表面が乾燥しています。

この状態で履き歩いてしまうと、履きジワがそのままひび割れになったりします。

そこで、人が乳液を付けるのと同様に、靴クリームを塗ってあげて保湿してあげます。

これをしっかりしてあげれば、いよいよつぎの6番目のステップです。

 

【6. 革靴に感謝して再び履かせて頂く】

ここまで来れば、大切な革靴が蘇りました(´∀`*)

自分の足元を支えてくれる革靴に感謝して、また履き始めましょう( ´ ω  ` ) 

 

以上、とても長くなってしまいましたが、

雨の日に慣れてしまった革靴をパリパリのボロボロにさせないための手順でした!

 

ぜひ、雨の日にはご参考にして頂けたら幸いです^^

 

まだまだ文章力にかけますが、最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。

 

皆さま本日もお疲れ様でした^^

おやすみなさい^^

 

Penchi